株式会社鈑金オークションコム
(本社:岐阜県大垣市、代表:澤井光司)は6月1日、同社の
運営する「鈑金車検リクエスト」にて、車検を依頼したいユーザーが車検基本工賃の「希望価格」を申請し、整備工場などがその額をベースにユーザーと内容を交渉できる
「車検逆オークションサービス」を開始した。
ユーザー(車検を受けたいユーザー)の利用は無料。
鈑金オークションコム代表の澤井氏は「車検を受注する整備工場の稼働率は、およそ70%といわれており、既存顧客の急なキャンセルが発生した場合に、その穴埋めを行うことで稼動率を高めることができる。
車検では1ヶ月程度の猶予期間があるため、特に日にちを指定しないエンドユーザー(車のオーナー)であれば、価格面で有利な交渉が可能」と説明する。
車検には、作業工程として一般的に「車検を通すための修理箇所などのリストアップ」「リストアップされた箇所の修理・整備」「実際の車検を受ける」の3工程があり、
整備工場も大きく、工場内で車検を完了できる「指定工場」と、最終的な車検は陸運局で行う「民間工場」の2種類に分かれる。
「車検逆オークションサービス」では、「指定工場」と「民間工場」併せて、全国約2,000工場と提携。
「車検を通すための修理箇所などのリストアップ」に掛かる車検基本工賃をユーザー側で指定すると、最寄の工場側にユーザーの希望価格が表示され、同料金をベースに交渉できる仕組み。
受発注が成立した時点で、工場側は、鈑金オークションコムに対して1,050円(税込)の手数料を支払う。
同社では、法人化前の2001年2月から車の修理について無料のオンライン見積もりサービスをASP提供し、ユーザー側が希望の
見積もり額で鈑金工場(修理工場)と交渉できる「鈑金逆オークションサービス」を開設、運営してきた。
同サービスでは、工場の空き時間を活用し、車の傷や凹みの修理案件を受注できる年間1万円のサービスとして、全国鈑金工場170社と提携。
さらにサイトを入り口として自動車保険の関連業務(会費無料)で全国560社の鈑金工場をネットワークしてきた。
6月からは、「車検逆オークションサービス」にあわせ、「鈑金逆オークションサービス」も年会費制を廃止し、
成約ベースで1,050円(税込)の手数料を徴収する形に改め、
「鈑金逆オークションサービス」の受注工場数も強化する。
澤井氏は、「鈑金逆オークションは、工場の絶対数が足りないことから遠方のお客様からの申込みでなかなか条件が
合わなかったり、最寄の鈑金工場でも忙しい時期と重なり、
折角の申込みも受けれないといった事も多かった。
もともと、エンドユーザーさんの利用を想定して開始したものだが、大々的な告知をしなかったことも含め、最終的には、
オンライン見積もりソフトまでは持っていないが、鈑金工場に
仕事を発注する、整備工場さんやガソリンスタンドさんなど、
業者さんの利用が大半を占めた」と打ち明ける。
今回の「車検逆オークションサービス」では、これまで利用者だった発注元だった整備工場を受注先に据える。
さらに資本/業務提携を締結しているニッポンメンテナンスシステム株式会社(本社:東京都中央区、代表:伊藤光治)グループの整備工場を加え、合計2,000工場をネットワーク化した。
「車検は2兆3千万円とも言われる大きな市場。どのような反響を受けるかまったく予想が出来ない。
つい鈑金逆オークションサービスでの経験から、流れた(成約に至らなかった)場合の人的な対応のことを考えてしまうが、
車検の場合は1ヶ月の猶予があることから、他の工場を探すなど対応が可能ではないかと考えている。
まだまだ、ネット化できる面や、インターフェイスなど改良が必要だが、最終的には、日に100件程度の案件をさばける体制を構築できれば」(澤井氏)。
鈑金オークションシステムは、2001年5月に板金工場社長個人3名を含む6名で、資本金310万円の有限会社鈑金オークションシステムとして設立。
2004年5月に株式会社化した。
創業者グループの追加出資のほか、ニッポンメンテナンスシステムに対して第三者割当増資も実施しており、2007年5月末現在の資本金は1,750万円(創業者グループで株式の90%保持)。
同サイト運営のほか、コールセンターを活用し、事故対応や、車検や整備・ロードサービス、中古車の購入、納車、車検整備
などの受注代行業務を展開。
by「Venture Now」
http://www.venturenow.jp/news/2007/06/01/1948_014638.html
車検の種類
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